データセンターと電力システム

【AIデータセンターと電力システム改革⑰】PJMの大規模需要対策に制度設計の壁―FERC、IRASの主要部分を退け、RBPには追加審理(第42回)

大規模需要に対応するPJMの電力改革。FERCはIRASの主要部分を退け、RBPに追加審理を決定した。接続条件、供給力確保、費用負担、容量市場の価格シグナルをめぐる制度設計の課題を解説する。
データセンターと電力システム

【AIデータセンターと電力システム改革⑯】MISOの制度改革―LARSによる大規模需要接続と発電キューの迅速化(第41回)

米国中西部の系統運用機関MISOは、AIデータセンターなどの大規模電力需要にどう対応するのか。需要と関連発電を並行審査するLARS、既存の発電接続キュー改革、ZGIA・LLIRR・ERASなどの制度を整理し、送電網整備等を含む電力システム改革の全体像を解説する。
エネルギー安全保障

再エネは日本のエネルギー安全保障の切り札となるか―自給率向上の視点から(第40回)

日本のエネルギー自給率は2024年度速報値で16.4%。再エネは、火力発電を代替して輸入燃料への依存を減らす有力な手段です。エネルギーバランス表から燃料削減効果を確認し、太陽光・風力の導入課題と洋上風力の意義を、エネルギー安全保障の視点から考えます。
データセンターと電力システム

【AIデータセンターと米国電力システム⑮】PJM、IRAS・RBPを読み解く―大規模需要と容量市場の新たな関係(第39回)

PJMが進めるIRAS・RBPとは何か。AIデータセンターなど急増する大規模需要に対し、供給力をどう確保し、容量市場とどう結び付けるのか。BYONCやIMMの指摘も含め、PJM改革の核心を解説します。
データセンターと電力システム

【AIデータセンターと米国電力システム⑭】PJM改革を4本柱で読み解く―IRAS・RBPは何を変えるのか(第38回)

PJMが進める電力システム改革を「発電」「大規模需要」「供給力・容量市場」「送電網・系統計画」の4本柱で整理。IRAS、RBP、BYONCなどの位置付けと、AIデータセンターが改革を加速させる背景を解説します。
データセンターと電力システム

【AIデータセンターと米国電力システム⑬】ERCOT「バッチゼロ」が始動―205GWの大規模需要を選別、AI時代の系統計画へ(第37回)

ERCOTの「バッチゼロ」が始動。約475GWの大規模需要申請から約205GWを対象に、AIデータセンターの接続可能量を系統全体で評価します。需要・送電網・発電・蓄電を一体で考えるAI時代の系統計画を解説します。
データセンターと電力システム

【AIデータセンターが招く米国電力改革⑫】MISO、大規模需要に対応する新制度へ(第36回)

AIデータセンターなど大規模需要の急増を受け、米国RTOのMISOがZGIA、LLIRR、LARSなど新制度を相次いで整備。需要と発電を一体化する「需要起点」の電力システムへの転換を解説します。
データセンターと電力システム

【AIデータセンターが招く米国電力改革⑪】日米戦略投資のエネルギーハブが具体化(後編)―オハイオのPORTS-Pike事業(第35回)

日米戦略投資で進むオハイオ州PORTS-Pike。OpenAI・NVIDIAによる8GWのAIデータセンター構想が具体化する一方、10GW級の発電設備はこれから。SB Energy、DOE、ガス火力、送電網を含む事業の全体像を解説する。
データセンターと電力システム

【AIデータセンターが招く米国電力改革⑩】日米戦略投資のエネルギーハブが具体化(前編)―ネクステラ主導のサウスモン事業、ファイナンスが始動(第34回)

日米戦略投資で採択されたネクステラのAIデータセンター向けガス火力事業が始動。ペンシルバニア州サウスモン4.3GW事業を中心に、JBIC・NEXI、米銀、PJMの接続・容量確保策を詳しく解説する。
データセンターと電力システム

【AIデータセンターが招く米国電力改革⑨】SPPが「発電接続」を根本から変える/CPP、送電計画と系統接続を一体化(第33回)

SPPのCPP(統合計画プロセス)は、送電計画と発電設備の系統接続を一体化する制度改革。PILやGRID-Cによる事前計画と、HILL/HILLGAによる迅速接続を通じ、AIデータセンター時代の電力網をどう変えるのかを解説します。